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内藤記念科学振興財団(理事長:内藤晴夫)は、このたび開催されました理事会において、大阪大学大学院生命機能研究科 教授 濱田博司先生に「第43回(2011年度)内藤記念科学振興賞」を贈呈することを決定いたしました。
受賞者には、賞状、金メダルのほか、副賞1,000万円が贈られます。
贈呈式は、3月13日(火) 午後3時30分より、日本工業倶楽部大会堂にて行なわれます。
テーマ:『体の非対称性が生じる機構』
体ができあがる仕組みを理解することは、生物学的な興味だけではなく、医学の進歩のためにも不可欠です。我々の体は、頭尾・背腹・左右という3つの方向性(非対称性)を持ちますが、この方向性は発生の極めて早い時期に生じます。濱田博司博士らは、マウス胚で左右非対称に発現する初めての遺伝子(Lefty)の発見を機に、左右対称性が破られる機構、シグナル因子が非対称性を樹立する機構、非対称な形態が生じる機構を明らかにしました。また、頭尾の方向性が決まる機構にも研究を進め、頭尾の方向性が驚くほど早い時期に決定されている事を明らかにした。これらの研究を通して、哺乳動物の体の非対称性が生じるメカニズムを明らかにしました。